UN/LOCODE 港および地名コード

概要

国連貿易および輸送場所コード(United Nations Code for Trade and Transport Locations)は、UN/LOCODE(港および地名コード)として国連欧州経済委員会(UNECE)によって管理および維持されています。

 

UN/LOCODEは、貿易等に関する貨物の移動のために使用される海港、空港、内陸通関デポ、内陸貨物ターミナル及び貨物の受渡場所などの機能(Function)項目を持つ地名(原則、市/町/区のレベル)に付与され、ISO3166-1の国コード2桁と3桁の英数字の 5桁で構成されています。

1981年の創刊は約8千のコードで開始したが、現在では、249カ国の103千以上の地名が登録され、国連CEFACTのHomepageで公開されています。UN/LOCODEコードリスト

また、JEC事務局では、日本のLOCODEについて、日本語の地名、県名を追加して、公開しています。

以下に添付のExcelをダウンロードして利用してください。

 

LOCODEの詳細については、勧告第16号(最新版: Revision4 2020 Edition:ECE/TRADE/459  ) が公開されています。

各国は、各国のUN/LOCODE申請の審査を支援する担当者(National Focal Point)を設置することが求められ、UNECEに登録されております(日本の担当者はJEC事務局長)。また、各国のLOCODEについての直接当該国の担当者に質問することも可能ですが、JEC事務局を介して確認することもできます。

  

ダウンロード
日本国内のLOCODE(日本語地名、県名付き)最新版(2023年12月27日発行)
UNLOCODE(JP)2023-2.xlsx
Microsoft Excel 212.1 KB

申請と更新

貿易関係者等の間において必要とされる各地点の登録申請を随時受付けており、これを年に2回更新し、UNECEのWEB上にて更新結果と最新情報を公表しています。

 西暦-1: 前年12月31日締切の申請を1月から5月末まで各国担当者と審査し、7月にリリース 

 西暦-2: 6月30日締切の申請を7月から10月末まで各国担当者と審査し、12月にリリース

 

申請は、UN/LOCODE申請画面よりUN/LOCODE MANUALに従い以下の点留意し行ってください。

 

・ 新設基準:区域の単位の基準については、都道府県単位ではなく市町レベルとします。

  ただし、海港、空港については、例外としてさらに細かい地域名称でも可能。

・ 英字表記:綴りはヘボン式となります。長音の表記は極力“H”を使わないこととしますが、既に登録済みの表記はそのままとします。

・ 登録申請の際の緯度・経度(度分:度の小数点以下ではありません)は地点の特定の為に必要ですので必ず明記して下さい。