UN/LOCODE 港および地名コード

概要

国連貿易および輸送場所コード(United Nations Code for Trade and Transport Locations)は、UN/LOCODE(港および地名コード)として国連欧州経済委員会(UNECE)によって管理および維持されています。

 

UN/LOCODEは、貿易等に関する貨物の移動のために使用される海港、空港、内陸通関デポ、内陸貨物ターミナル及び貨物の受渡場所などの機能(Function)項目を持つ地名(原則、市/町/区のレベル)に付与され、ISO3166-1の国コード2桁と3桁の英数字の5桁で構成されています。

 

 

各国のUN/LOCODEコードリスト
※日本のLOCODEは、上記ページのリスト中の「JP Japan」から確認できます

 

LOCODEの詳細については、勧告第16号(最新版: Revision4 2020 Edition:ECE/TRADE/459  ) が公開されています。

各国にはUN/LOCODE申請の審査を支援する担当者(National Focal Point)を設置することが求められ、UNECEに登録されています。

  

申請と更新

貿易関係者等の間において必要とされる各地点の登録申請を随時受付けており、UNECEのウェブサイトにて更新結果と最新情報を公表しています。

 

申請は、UN/LOCODE申請画面よりUN/LOCODE MANUALに従い以下の点留意し行ってください。

 

・ 新設基準:区域の単位の基準については、都道府県単位ではなく市区町レベルとし、Functionとの組合せとします。

  (町は独立した町もしくは郡の中の町、郡及び市区の中の町は対象外)

・ 英字表記:綴りはヘボン式となります。長音の表記は極力“H”を使わないこととしますが、既に登録済みの表記はそのままとします。

・ 登録申請の際の緯度・経度(度分:度の小数点以下ではありません。60進法)は地点の特定の為に明記が必要です。