SDGsに関する勧告                Recommendations on the SDGs

勧告第46号                                            衣服及び履物分野における持続可能なバリューチェーンのトレーサビリティと透明性の強化

最新文書名:ECE/TRADE/463

 タイトル:Enhancing Traceability and Transparency of Sustainable Value Chains in the Garment and Footwear Sector

   公開:2022

概要:

トレーサビリティと透明性の向上は、衣服および履物業界の優先事項になっている。消費者、政府、および市民社会は、責任ある企業行動を要求しており、人権、環境、および人間の健康の分野における実際のおよび潜在的な悪影響を特定して対処するよう業界に求めている。本勧告の目的は、政府、業界パートナー、消費者、およびその他すべての関連する利害関係者がリスク情報に基づいた決定を下し、情報の非対称性を克服し、コミュニケーションを取り、持続可能性の主張(規制順守の主張を含む)の説明責任を達成できるようにするメカニズムを確立することである。あらゆるビジネスモデルを責任あるビジネス行動に限定するためである。

本勧告は、関係するすべての施設や仲介業者を含むバリューチェーン全体に渡り材料、製品、プロセスを追跡および追跡するためのデータの調和した収集と送信のための国際的に合意された一連の慣行を業界関係者に提供することによって実現される。これらのバリューチェーン参加者の持続可能性パフォーマンス、トレーサビリティと透明性を向上させるためのこのような国際的に合意された慣行は、衣服及び履物業界向けに特別に開発されたが、業界を超えたバリューチェーンに適用され、国連2030アジェンダのいくつかの目標、特に持続可能な開発目標(SDG)(No.12責任ある消費と生産)の達成に貢献している。 

 

勧告には、ポリシーと意思決定者が追跡と追跡をよりよく理解するのに役立つ実装ガイドラインが含まれ、衣服と履物のバリューチェーンのすべての利害関係者による実装のフレームワークも提供される。

 

 この勧告第46号の初版(ECE / TRADE / C / CEFACT / 2021/10)は、英語、フランス語、ロシア語でダウンロードできる。

 

 本勧告における行動喚起書は(ECE / TRADE / C / CEFACT / 2020/6 / Rev.1)は、推奨される措置の実施を監視および追跡し、グッドプラクティスと学んだ教訓の交換を促進するメカニズムを提供する。