エグゼクティブガイド

エグゼクティブガイドは、各題目に関する国連CEFACTの成果物を1ページ程度で概説し、国連CEFACT活動の全体感を把握いただくと共に、各題目への入門レベルの情報を提供するもので、国連CEFACTが作成した成果物です。

ここでは、オリジナルに日本語仮訳を併記して提供しますので、サブメニューより選択して閲覧ください。

日本語仮訳は、JASTPROによる非公式翻訳です。予告なく改訂することがありますのでご注意ください。

 

*The present work is an unofficial and provisional translation for which the publisher (JASTPRO) accepts full responsibility.

 

 Guidance Material | UNECE

CCL(コアコンポーネントライブラリー)とCCTS(コアコンポーネント技術仕様)

CCLは、国連CEFACT共通辞書とも言い、異なるシステム間のEDIに使用する項目(当該システムのデータベースにも同様の内容の項目があることになる)の意味定義を構造の関連性も含め定義した辞書で、現在15千以上の定義が登録されています。あまりにも大量となり扱いにくいので、業務領域によってサブセットをRDMとして作成しています。

CCTSは、CCLを構築・保守していく上で必要な技術仕様書です。

 

 


RDM(参照データモデル)

RDMは、以下の成果物で構成されています。

定義されたプロセスにより必要とされるメッセージを定義し、メッセージに必要なデータ項目が洗い出されている。

 

・BRS(Business Requirement Specification)

 ⇒ 業務領域のユースケース 及び プロセス定義
・データモデル(BIE表)

 ⇒ CCLの業務領域サブセット(Excel表)
・メッセージ定義表

 ⇒ 業務領域の個別メッセージBIE表
・XMLスキーマ

 ⇒ メッセージ定義表よりツールによる自動生成
・JSONスキーマ

 ⇒ メッセージ定義表よりツールによる自動生成

 

既存RDM: 

・Buy-Ship-Pay RDM(業務領域共通のRDM)

 ・SC RDM(Supply Chain)

 ・MMT RDM(Multi Modal Transport)

 ・CBM RDM(Cross Border Management)